キャブとFIの不調の違い

最終更新日: 2026-09-30

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同じ「エンジン不調」でも、キャブ車とFI車では原因の探し方が違います。自分のバイクのタイプと、それぞれの弱点を知っておきましょう。

この記事の目次
  1. 自分のバイクはどっち?
  2. キャブ車の定番トラブル
  3. FI車の定番トラブルと、共通の心得

自分のバイクはどっち?

  • 見分けの目安:おおむね2000年代後半以降の国内モデルはFI(フューエルインジェクション)、それ以前と多くの旧車・一部の原付はキャブ。チョークレバー(引いて始動するレバー)があればキャブの可能性が高い。車名+「FI」で検索すれば確実
  • 構造の違い:キャブ=機械式に燃料を霧化/FI=電子制御で噴射。キャブは「機械の詰まり・狂い」、FIは「電気とセンサー」が弱点という対照的な性格

キャブ車の定番トラブル

  • ①ジェット詰まり:古いガソリン・放置が原因の王様(古いガソリンの記事)。症状はアイドリング不調・吹けない・かからない——対処はキャブ清掃(店仕事)
  • ②オーバーフロー:フロートの固着でガソリンがあふれる——駐車中の車体下のガソリン染み・強い臭いは火災リスク、即使用中止(コックオフにして店へ)
  • ③気温・季節への敏感さ:冬の始動性の悪さ・チョークワークの必要は「性格」の範囲。かぶり対策とセットで付き合う(かぶりの記事)
  • キャブ車の維持は「動かし続けること」が最良のメンテ——放置が一番の敵(記事・旧車の記事)

FI車の定番トラブルと、共通の心得

  • ①バッテリー電圧への依存:FIはポンプ・ECUが電気で動くため、バッテリーが弱ると「セルは回るのに燃料が出ない」不調が出る——FI車の不調はまず電圧を疑う(記事・充電系の記事(参照予定))
  • ②センサー・警告灯:FIランプの点灯・点滅はエラーのサイン——点滅パターンや表示を写真・動画で記録して店へ(診断機の世界。電話準備の記事)
  • ③燃料ポンプの寿命:走行中の失速・再始動不能の原因になる消耗部品——「ポンプの作動音(キーオンのウィーン音)がしない」は分かりやすいサイン(路上対応の記事)
  • 共通の心得:素人が路上でできるのは「観察と記録」まで——燃料系の分解はキャブもFIも店の領域。症状を正確に伝えることが最大の時短(出張修理の記事・見積りの記事(参照予定))

「キャブは詰まり、FIは電気」。この一行を知っているだけで、不調時の観察ポイントと店への説明が的確になります。

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